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手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を応用した右下第一大臼歯のむし歯治療

2022.01.08

こんにちは。

東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

本年もよろしくお願いします。

今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を応用した右下の奥歯のむし歯治療について書きたいと思います。

患者さんは検診を希望され来院されました。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して口腔内を確認します。

◼︎術前の診査
 

右下第一大臼歯の頬側面に穴が空いています。

穴の周りは青黒く歯質が変色しています。

患者さんは痛みやしみるなどの症状はないようです。

他にもX-P写真撮影や診査を行います。

初診時は強い症状などがないため、口腔内の状況や治療内容をよく説明し当日は終わります。

◼︎手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を応用したむし歯治療

後日、治療時間をキッチリ確保してむし歯治療を行います。

術前に麻酔を行います。
 

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)の倍率を上げ拡大して確認します。
 


拡大して穴になった部位を見ると中に柔らかいのもが入っていました。
 

歯科用器具の探針を入れて確認します。

麻酔をした後なので痛みはありませんのでご安心ください。

奥まで探針の先が入りました。

中でむし歯が進行していると思われます。

◼︎むし歯の除去
 

歯科用回転切削器具の5倍速コントラを使用してむし歯を除去していきます。

5倍速コントラの先には丸い形状のラウンドバーをつけています。

むし歯の大きさによってラウンドバーのサイズを使い分けています。
 

次に歯科用器具のエキスカを使用してむし歯になった感染歯質を探ります。

健康な歯は硬いですが、むし歯になった歯は柔らかいです。
 

咬合面(咬み合う面)までむし歯が広がっていました。

患者さんの年齢が若いこともありなるべく根管治療は避けてたいです。

5倍速コントラを使用して削りすぎて、歯髄(歯の神経)が露出しないように手用の器具を使用して除去します。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用してさらに慎重にむし歯を除去します。
 

健全な硬い歯質になったことを確認し、むし歯が除去が終わりました。

歯髄が露出しなくてよかったです。

これだけむし歯が進行していたので、今後根管治療になる可能性を再度説明しました。

今回はここまでです。

この後、患者さんの希望のセラミック治療を進めていきます。

続きのセラミック治療のブログです。→手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を応用した右下第一大臼歯のむし歯治療(セラミック編)

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用したむし歯治療、セラミック治療は自費治療(治療費用)になります。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史
 
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