【小児歯科・予防歯科】12歳のお子さんの検診と歯磨き指導

2022.09.05

こんにちは。

東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

今回は12歳のお子さんの歯磨き指導についてです。

患者さんは12歳のお子さんです。

検診とクリーニング希望での来院です。

口腔内写真です。
 

肉眼で確認すると特に問題はなさそうです。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して確認します。
 

左上の頬側です。

器具で歯と歯肉の境目を触ると…

白いネチョネチョしたバイオフィルム(デンタルプラーク)が確認されました。
 

こちらは上の前歯です。

同じくバイオフィルムが付着しています。

続いてむし歯(虫歯)の確認です。
 

右上第一大臼歯の咬合面に茶色く変色しています。

お口の中は暗くて狭いため、肉眼だと観察することは難しいです。

当院では必要に応じて手術用顕微鏡(マイクロスコープ)での画像を動画で撮影でき、術後に患者さんにお見せしています。

今回はブラッシング指導、予防処置などを行いメインテナンスでむし歯(虫歯)が進行しないか注意深く確認します。

むし歯(虫歯)が進行すると、歯を削るむし歯(虫歯)治療が必要になります。
 

こちらは歯磨き指導をするために染め出しをしました。

色が濃くなっている部位は、磨き残しが多い部分です。

ご本人にもどこが磨き残しが多いのかが、染め出しているので視覚的にすぐにわかります。

12歳のお子さんですので、要注意の歯や磨き残しの部分は保護者の方によく説明します。

その際に仕上げ磨きの注意点などもよく説明します。

日々の正しい歯磨きはとても重要です。

大切なお子さんをむし歯(虫歯)や歯肉炎にならないように予防をしていきましょう。

むし歯(虫歯)、歯肉炎、歯周病など気になる方はご相談お待ちしております。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史