【根管治療】手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して右上奥歯の根管充填

2022.04.06

こんにちは。

東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して右上奥歯の根管充填について書きたいと思います。

前回までのブログです→【根管治療】手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しての根管治療をする前に隔壁作成

前回までは手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して被せ物を除去し、むし歯(虫歯)などの汚れを除去します。

その後に根管内をキレイにしました。

◼︎手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して根管充填

今回は症状も根管内も問題がなかったのでゴムのマスクのラバーダム防湿(紫色のゴム)をして、根管内に最後のお薬(ガッタパーチャ)を入れました。
 

口蓋側の根管にガッタパーチャを充填しています。

根管内とガッタパーチャを密着させるためにプラガーという器具で詰めていきます。
 

この画像は頬側の根管充填をしています。
 

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)の倍率を拡大して、根管充填した根管を確認します。
 

根管充填が終わりました。

◼︎土台の作成

この後に、ドーナツの様に空洞になった部分に土台を作成していきます。
 

内面をよく清掃してから、ボンディング材という接着材を塗布します。

その後、土台を作ります。
 

光照射をして硬めます。

硬化を確認後形態修正を行います。

この後は被せ物の治療になります。

今回はここまでです。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しての根管治療は自費治療になります。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史