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【根管治療】手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しての根管治療する前に隔壁作成

2022.03.24

こんにちは。

東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しての根管治療(根の治療)をする前の処置で隔壁作成について書きたいと思います。

患者さんは右上の奥歯に物が詰まることを気にしていました。
 

右上の奥歯(銀歯)から二番目の第一大臼歯がむし歯(虫歯)になっている可能性が高いです。

この歯は以前に根管治療をしています。

患者さんによく説明し同意を得て、根管治療を行うことになりました。

◼︎被せ物の銀歯の除去

なるべく痛みがないように麻酔をします。

右上第一大臼歯の銀歯を除去していきます。
 

金属を除去しました。

白い部分は以前治療したお薬だと思われます。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)の倍率を上げていきます。
 

歯と歯の間が歯質が変色してむし歯(虫歯)になっています。

むし歯(虫歯)の部分に注目します。

細菌の塊のバイオフィルム(デンタルプラーク)も変色した歯質に付着しています。

汚れが溜まりやすい環境のため、むし歯(虫歯)が進行したのではないかと思います。

患者さんが歯と歯の間に物が詰まる原因だと思われます。
 

以前の白いお薬を除去しました。

歯と歯の間から根管内にもむし歯(虫歯)が進行していました。

◼︎むし歯(虫歯)の除去
 

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用してむし歯(虫歯)を除去しました。

根管治療を行う前にキッチリ歯冠部(歯の頭の部分)のむし歯(虫歯)などの汚れを除去します。

歯冠部の汚れを徹底的に除去していないと、根管内に汚れを入れてしまう可能性があります。

そのため、根管治療を始める前に歯冠部の汚れを除去することは重要です。
 

むし歯(虫歯)を除去後に歯質が薄いために、隔壁といって歯を補強していきます。

隔壁は歯を補強するだけでなく、ラバーダム防湿(ゴムのマスク)をするために必要です。
 

根管治療をするためにラバーダム防湿は重要です。

歯の状態によってはラバーダム防湿ができないこともあります。

ラバーダム防湿までができて、はじめて根管治療を行っていきます。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管治療は自費治療になります。

今回はここまでです。

この後は根管内の汚れを除去していきます。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史
 
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