ブログ

右上側切歯の治療について

2021.10.02

こんにちは。

東京都立川市「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

今回は右上の前から二番目の側切歯の治療について書きたいと思います。

患者さんは10年以上前に被せ物の治療をされたそうです。

被せ物と歯の隙間、被せ物の色も気になり治療を希望されました。

術前に口腔内診査、X-P写真、手術用顕微鏡(マイクロスコープ)で確認します。

こちらがマイクロスコープの画像です。
 

倍率を上げて確認すると…
 

被せ物と歯の間に隙間があり、段差になっています。

よく見ると歯質の色も変色してカリエス(むし歯)になっている可能性が高いです。

患者さんに治療の必要性などよく説明して治療を開始することになりました。

この歯は以前に根管治療(根の治療)をしてあります。

まずは、古い被せ物を除去して、その後根管治療をしていきます。
 

こちらが被せ物を除去した状態です。

これから、メタルコア(金属の土台)を除去していきます。

X-P写真からメタルコアは太くて長いものが入っています。
 

メタルコアを除去するために専用の超音波チップを使用して振動をかけて除去していきます。

歯になるべく負担をかけないようにマイクロスコープを応用して慎重にメタルコアを除去します。
 

メタルコアを除去しました。

やはり、中でむし歯が進行していました。

根管治療をする前にまずは徹底的にむし歯を除去していきます。
 


こちらがむし歯を除去している画像です。
 


むし歯を除去しました。

この状態になってから、根管治療を進めていきます。

今回はここまでです。

マイクロスコープを使用して根管治療は自費治療になります。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史