【セラミック治療・むし歯治療】右上の歯の詰め物が欠けた方のセラミック治療

2024.01.10

こんにちは。

東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

今年もよろしくお願いします。

今回は右上の歯の詰め物が欠けた方のセラミック治療についてです。
 


患者さんは右上の4番目(第一小臼歯)と5番目(第二小臼歯)の詰め物が欠け他ので治療を希望されました。

歯と歯の間の修復物がかけています。

治療法についていくつか提案させて頂き、手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して白いキレイなセラミックでの修復を希望され同意を得ました。
 

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)でも確認します。

古い修復物が欠けて茶色く歯質が変色しています。

他にも修復物と歯の間に隙間も認められます。

歯の神経(歯髄)があるので痛みがないように麻酔をしていきます。

その後、古い修復物を除去していきます。
 

古い修復物を除去していくとむし歯に感染した歯質が出てきました。

白く見えるものはセメントです。
 

歯と歯の間に茶色く変色したむし歯が出てきました。
 

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を見ながら注意深く感染した歯質を除去していきます。

むし歯が深く歯髄が出ないように最新の注意を払います。

むし歯が除去できたことが確認できたら、裏層といって歯質にコンポジットレジンでコーティングをします。

むし歯が深いため術後にしみる症状や咬んで痛みが出るなどの症状が出ない様に行います。

そして、セラミックインレー様に形を整え印象といって歯型を採ります。

セラミックの色も患者さんとよく相談します。

後は歯科技工士さんがセラミックインレーを作成してくれるのを待ちます。
 

セラミックインレーを装着しました。

術前との比較です。
 

患者さんはキレイになり喜んでおりました。

セラミックを使用した治療は自由診療になります。

むし歯の治療の流れを画像で見せてくれ安心したとも仰っていました。

今後は定期的にメインテナンスでチェックしていきます。

治療期間・回数:約2週間、2回
費用(自由診療になります。):154,000円
リスク・副作用:歯の痛み、違和感、しみる症状など
※歯の本数によって費用が異なります。
詳しくは担当歯科医師にご相談下さい。

今回はセラミック治療について書かせて頂きました。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用したむし歯治療、根管治療、補綴治療、歯周病治療などご興味があります方はご連絡お待ちしています。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史