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【歯を残す】右上の被せ物がはずれた方の治療(印象編)
2022.04.20
こんにちは。
東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。
今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用したエクストリュージョン(歯根挺出)を行った後の治療についてです。
前回のブログです→【歯を残す】右上の被せ物がはずれた方の治療(ファイバーコア編)
今回はセラミッククラウンを作成するために、形を整える形成、歯型を取る印象についての内容です。
◼︎手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して口腔内を確認
前回までの治療は、歯を歯肉より上に引っ張り上げるエクストリュージョンを行いファイバーコアを入れて仮歯にしました。
この画像は仮歯を外した状態です。
歯肉の状態も良い状態です。
◼︎術前との比較
こちらは術前と仮歯を外した状態です。
この画像は、上が術前です。
術前は歯に歯肉が大きく覆い被さり、この状態では補綴治療(被せ物の治療)は難しいです。
下の画像は歯根を引っ張り上げることにより、健全な歯質が出てきました。
この状態になれば、補綴治療を行える可能性が高いと思われます。
◼︎セラミッククラウンの治療(形成、印象)
患者さんとよく相談し、この歯をセラミックで修復することになりました。
なるべく治療時に痛みがないように麻酔をします。
この画像は、歯肉圧排糸を歯と歯肉の間に入れます。
麻酔をしていますので、お痛みはありませんのでご安心下さい。
こちらが歯肉圧排糸を入れた状態です。
歯と歯肉の間に黒色は見えるのが歯肉圧排糸です。
歯肉圧排糸を入れることで歯と歯肉の境界をキッチリ出すためです。
こちらは、手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して形成をしていることろです。
セラミッククラウン専用に形を整えます。
こちらは、形成が終わり印象を取っているところです。
この後は歯科技工士さんにセラミッククラウンを作成してもらいます。
後日、セラミッククラウンをセットします。
今回はここまでです。
セラミックを使用した治療は自費治療になります。
今後ともよろしくお願いします。
井上貴史
東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。
今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用したエクストリュージョン(歯根挺出)を行った後の治療についてです。
前回のブログです→【歯を残す】右上の被せ物がはずれた方の治療(ファイバーコア編)
今回はセラミッククラウンを作成するために、形を整える形成、歯型を取る印象についての内容です。
◼︎手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して口腔内を確認
前回までの治療は、歯を歯肉より上に引っ張り上げるエクストリュージョンを行いファイバーコアを入れて仮歯にしました。
この画像は仮歯を外した状態です。
歯肉の状態も良い状態です。
◼︎術前との比較
こちらは術前と仮歯を外した状態です。
この画像は、上が術前です。
術前は歯に歯肉が大きく覆い被さり、この状態では補綴治療(被せ物の治療)は難しいです。
下の画像は歯根を引っ張り上げることにより、健全な歯質が出てきました。
この状態になれば、補綴治療を行える可能性が高いと思われます。
◼︎セラミッククラウンの治療(形成、印象)
患者さんとよく相談し、この歯をセラミックで修復することになりました。
なるべく治療時に痛みがないように麻酔をします。
この画像は、歯肉圧排糸を歯と歯肉の間に入れます。
麻酔をしていますので、お痛みはありませんのでご安心下さい。
こちらが歯肉圧排糸を入れた状態です。
歯と歯肉の間に黒色は見えるのが歯肉圧排糸です。
歯肉圧排糸を入れることで歯と歯肉の境界をキッチリ出すためです。
こちらは、手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して形成をしていることろです。
セラミッククラウン専用に形を整えます。
こちらは、形成が終わり印象を取っているところです。
この後は歯科技工士さんにセラミッククラウンを作成してもらいます。
後日、セラミッククラウンをセットします。
今回はここまでです。
セラミックを使用した治療は自費治療になります。
今後ともよろしくお願いします。
井上貴史
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