ブログ

【根管治療・金属片除去】左上第一大臼歯がかけた方の歯根治療

2023.01.17

こんにちは。

東京都立川市にある歯医者の「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した左上第一大臼歯がかけた患者さんの根管治療(歯根治療)についてです。

患者さんは左上の前から6番目の歯の第一大臼歯が欠けたことが気になり来院されました。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して確認します。
 

歯と歯の間が欠けています。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)の倍率を拡大して確認します。
 

金属の下が歯質が茶色に変色しています。

歯に大きくクラック(ひび)が入っていて、むし歯(虫歯)になっています。

デンタルX-P写真を撮影します。
 

デンタルX-P写真から、この歯は以前に歯の神経を取ってある歯でした。

点線部分は根管治療(歯根治療)の際に使用した器具が折れている可能性が高いと思います。

患者さんに治療の必要性を説明して、同意を得て根管治療(歯根治療)を行いました。

当歯科医院の根管治療jについてです→マイクロスコープを使用した根管治療

歯の神経を取った歯ですが、治療中に痛みなどがないように麻酔をします。

麻酔が効いていることを確認します。

その後まずは、金属の修復物を除去していきます。
 

こちらが、修復物を除去した状態です。
 

古い修復物とむし歯(虫歯)を除去しました。

オレンジ色に見えるのはガッタパーチャという根管に入れる最終的なお薬です。

むし歯(虫歯)が進行して歯質が少なくなっています。

この状態では根管治療(歯根治療)が行えません。

そのため、隔壁という囲いを作成して歯を補強します。
 

こちらが隔壁を作成してゴムのマスクのラバーダムを装着して根管治療(歯根治療)を行なっています。

根管内にあるガッタパーチャを根管治療専用の器具を使用して除去します。
 
 
ガッタパーチャを除去していくと白く光もの(点線)が見えてきました。

デンタルX-P写真で確認した金属片と思われます。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して慎重に除去をしていきます。
 

金属片が動いてきました!

もう少しで除去できそうです。
 

こちらが根管内にあった金属片です。

無事に除去できてよかったです。

根管内の金属の破折片は場所によっては除去が難しい場合もあります。

例えば、歯根が湾曲している場合は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)で確認ができません。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)で見ることができないと、感覚での治療になるため難しいです。

他の根管も1回の治療でキレイにしました。

次回強い症状などがなければ、根管治療が終わる予定です。

今回は根管内の金属片除去についてをメインに書かせて頂きました。

根管治療(歯根治療)でお困りな方、手術用顕微鏡(マイクロスコープ)での歯科治療にご興味があります方はご連絡お待ちしています。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史
 
最新記事