手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した左下奥歯の根管充填
2022.03.08
こんにちは。
東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。
今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管充填について書きたいと思います。
以前のブログです→左下の奥歯の歯肉が腫れて根管治療の経過について
前回までは根管治療を行いました。
今回は患者さんの症状などが問題ないことを確認して、根管充填を行いました。
◼︎根管充填の流れ
根管治療をする前に唾液などが入らないように、ゴムのマスクのラバーダム防湿を行います。
手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して、根管内が問題ないことを確認し根管充填をしていきます。
こちらの画像は根管内に根管充填材のガッタパーチャを入れているところです。
プラガーという器具を使用して、根管充填材を根管内に詰めていきます。
根管充填は主に側方加圧充填法と垂直加圧充填法があります。
今回は垂直加圧充填法で根管充填を行っていきます。
根管充填の術式は症例によって選択します。
手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して根管充填材が根管内に過不足なく充填できているか確認します。
この流れで他の根管も充填していきます。
こちらが根管充填後のX-P写真です。
根管充填材が過不足なく充填されていることをX-P写真上で確認します。
◼︎術前と術後
左が術前、右が術後です。
術前は歯肉が赤く腫れていて違和感がありました。
根管治療後は歯肉の腫れが改善され、違和感もありません。
術前術後のX-P写真の比較です。
左が術前です。
術前は根尖に黒い透過像(影)があったり、根管内に金属片と思われるものも確認できます。
術後は根尖に黒い透過像(影)改善傾向にあると思われます。
この後は、経過を注意深く観察して被せ物の治療に入ります。
今回は根管充填について書かせて頂きました。
手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管治療は自費治療となります。
今後ともよろしくお願いします。
井上貴史
東京都立川市の歯科医院「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。
今回は手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管充填について書きたいと思います。
以前のブログです→左下の奥歯の歯肉が腫れて根管治療の経過について
前回までは根管治療を行いました。
今回は患者さんの症状などが問題ないことを確認して、根管充填を行いました。
◼︎根管充填の流れ
根管治療をする前に唾液などが入らないように、ゴムのマスクのラバーダム防湿を行います。
手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して、根管内が問題ないことを確認し根管充填をしていきます。
こちらの画像は根管内に根管充填材のガッタパーチャを入れているところです。
プラガーという器具を使用して、根管充填材を根管内に詰めていきます。
根管充填は主に側方加圧充填法と垂直加圧充填法があります。
今回は垂直加圧充填法で根管充填を行っていきます。
根管充填の術式は症例によって選択します。
手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して根管充填材が根管内に過不足なく充填できているか確認します。
この流れで他の根管も充填していきます。
こちらが根管充填後のX-P写真です。
根管充填材が過不足なく充填されていることをX-P写真上で確認します。
◼︎術前と術後
左が術前、右が術後です。
術前は歯肉が赤く腫れていて違和感がありました。
根管治療後は歯肉の腫れが改善され、違和感もありません。
術前術後のX-P写真の比較です。
左が術前です。
術前は根尖に黒い透過像(影)があったり、根管内に金属片と思われるものも確認できます。
術後は根尖に黒い透過像(影)改善傾向にあると思われます。
この後は、経過を注意深く観察して被せ物の治療に入ります。
今回は根管充填について書かせて頂きました。
手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管治療は自費治療となります。
今後ともよろしくお願いします。
井上貴史