【根管治療・パーフォレーション】症状はないが左下の歯肉が腫れたマイクロスコープとレーザーを使用して根管治療

2026.04.06

こんにちは。

東京都立川市にある歯医者の「Inoue Dental Clinic」歯科医師の井上貴史です。

今回は症状はないが左下の歯肉が腫れたマイクロスコープとレーザーを使用して根管治療を行なったケースです。

患者さんは特に症状はないが近隣の歯科医院では抜歯の可能性もあると言われたそうです。

マイクロスコープを使用している当歯科医院でのこの歯の精密検査(22,000円)を希望され来院。
 

◾️手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した口腔内診査


まずは原因の歯を確認していきます。
 

左下の銀歯の第一大臼歯の頬側歯肉にサイナストラクトを認めます。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)の角度を変えて確認します。
 

根の先の根尖よりも歯根の分岐部が腫れています。

CTなども撮影して確認します。

分岐部に透過像が認めれれます。

患者さんに現状、治療、費用、期間などをよく説明します。

患者さんは自由診療の根管治療を選択されました。

次回から根管治療を開始します。


◾️手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管治療


当歯科医院の根管治療→手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管治療


まずは古い修復物を除去していきます。

その後にメタルコアを除去しました。

カリエスを除去し隔壁、ラバーダム防湿を行います。
 

こちらは根管内のガッタパーチャという根管充填材を除去しているものです。

オレンジ色のガッタパーチャが黒く感染しています。

根管内も汚れていました。

ガッタパーチャを除去すると赤く出血してきました。
 

分岐部周辺にパーフォレーション(穴)が認められ、そこから歯肉が出ています。

このままだと根管治療ができないため、炭酸ガスレーザーを使用していきます。
 

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用して歯肉にレーザーを照射します。

出血と歯肉のコントロールを確認し根管治療を続けています。
 

根管内の清掃が終わったら、パーフォレーション部位にMTAセメントを入れていきます。

今回はここまでです。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)やCT、MTAセメントなどを使用して歯を残す可能性を高めていきます。

今回の治療は自由診療になります。

治療来院回数:2回(約1ヶ月半)
費用:根管治療(根管治療前処置含む)207,900円
リスク・副作用:腫脹、疼痛、歯肉の違和感など
すべての歯が適応ではありません。
詳しくは担当歯科医師にご相談下さい。

手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した根管治療などご興味があります方はご連絡お待ちしております。

今後ともよろしくお願いします。

井上貴史
 
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